私たちは無数のものごとが混在した世界で生きており、その多くは接する線や面、空間を持ち、境界によって隔てられ、形を持つ。
また、私たち様々なものに自ら境界を生み出す事で世界を認識している。
実在の物体としても、認識という意味でも、境界が世界の輪郭を形作っているといっても過言ではない。
では、その境界とは何なのだろうか?
そこで何が起きていて、何を起こしうるのだろうか?
境界線を拡大すれば線幅があり、境界面には空間があり、異質なものが接するところには、何かが起きるはずだ。
私たちは、境界について考え、そこで起きる事、生み出される事を形にしました。